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亀井絵里さん卒業発表から、卒業までのヲタ活レポ⑩ 

2020年12月15日。
亀井さん卒業までのヲタ活レポをいいかげん終わらせよう第2段。
12/5のイベントから、横アリ前最後の公演となる12/12のJCBホールまで。

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⇒亀井絵里卒業記念PHOTO BOOK「THANKS」発売記念握手会
 12/5(日) 福家書店新宿サブナード店 握手17回


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新宿、2日目。
ホテルで無料朝食を頂く。
なんとも質素。卵かけご飯を久しぶりに食べた。

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握手イベント会場、福家書店新宿サブナード店。

新宿のビジホをあとに、10時頃にイベ会場にイン。
この日は亀井さんの卒業を記念したフォトブック「THANKS」の発売記念握手会である。
4冊確保したので4回の握手の予定であったが、途中からまさかの無限販売となり
買い足し、買い足しで17冊、17回の握手となった。
これまで握手といえば、新曲の発売イベやファンクラブイベなど、高額注ぎ込んでやっと1回の高速握手。
それが定石であったのに、このイベントは1冊2625円のフォトブックを買うだけで
握手をし、亀井さんと会話が出来てしまうのだ。
このレポを書く2020年現在、この手のイベントは当たり前のようだが
当時のハロプロでは聞いたこともないし、もしかするとこの亀井さんのイベが初めての試みだったのかもしれない。

もう頭が混乱しましたよ!
ここまで馬鹿を続けてきたんだから、ここも馬鹿になって何十冊も購入してしまおうか!!!!って(笑)当時全然貯金ないのに(笑)
8年間頑張って来た亀井さんに、最後の挨拶が出来るようにと握手のハードルを下げてくれたのかもしれない。
感謝しかなかった。

最終的には整理券は2,500枚まで配布された。
午後からバンドの生演奏が始まるとのことで、妨げにならぬよう打ち切ったそうだ。
とんでもない数だ。
その頃の福家書店の発売イベで、そんな数は聞いたこともなかった。
せいぜい500程度だろうか。
入れ替わり立ち替わり、何百人いたのだろう。
その光景を見ていると、ジーンとこみ上げるものがあった。
本当に愛されているんだなって。
新宿のこの狭い空間にごった返した何百人というヲタの群れが、亀井さんが頑張ってきた8年間の「証」だなと。


Sとぅさんのツイッターより、この日の亀井さんの服装。
他の方の握手より、どうやら私服だそうな。
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こんな人目の前にして、冷静でいられるわけなかろう(;´Д`)ハァハァ


<キモヲタの17回握手レポ>

まず言っておきたい。

ヲタの握手は基本的に傍から見たらキモイものだ!!
だがその一瞬に全てを注ぐ。
思いを伝える為に。
さあ戦いに挑んだ漢の記録を公開するぜ。


1回目
さる「今日は調子いいい?」
ノノ*^ー^)「うんいいよ!ありがとう!」
多忙過ぎてで体調が心配だったのだ。

2回目
さる「おはようございます!にほんざるっていいます。」
ノノ*^ー^)「知ってるよ!知ってる知ってる!」
とにかくまずは名乗らないと!

3回目
さる「今日めっちゃいい!あ、今日も!」
ノノ*^ー^)「ありがとう!うふふ~!」
服装を指しながらね。
黒髪さんのシックなドレッシー、ああドンピシャ。

4回目
自重

5回目
さる「俺もFantasy! 拾壱大事にする!飾る!」
ノノ*^ー^)「かざってね!」
前日の新曲発売イベの亀井さんの発言を受けてね。

6回目
さる「大好きだよ!えりりん!」
ノノ*^ー^)「あはははーーー!」
前の人に乗っかって、勇気出してみたんだが
おかしいなあ。
前の人は「大好きだよ!!」ってアンサーが返ってきていたのだがなあ。
あははーって!!(笑)

7回目
さる「2日のラジオの公開録音、クリスマス一緒に過ごせたみたいで幸せだった!」
ノノ*^ー^)「ありがとう!楽しかったね!」

8回目
さる「手は痛くなってない?弱くていいから!」
ノノ*^ー^)「痛くないよ!大丈夫!」
これだけ1人で握手を続けると痛くなるものではないかと。
毎回割としっかりめに両手で包んでくれるので(*´д`*)アハァ

9回目
自重

10回目
さる「これめっちゃ見られるんだけど、やめたほうがいいかな?」
ノノ*^ー^)「あはは!うれしい!!」
前日のリリイベでも首に下げていたパスケース。
片面はガキカメの写真で、もう片面はこのTHANKSを取り上げた雑誌の切り抜きにしたのだ。
背中のがっつり開いた黒のセクシードレスの亀井さん。
これを初めて見たときはかなり衝撃を受けた。
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11回目(チーズケーキの奇跡の始まり)
さる「亀井さんのチーズケーキが食べたいです!」
ノノ*^ー^)「あはは!おいしいんだよー!」
ジュエルペットの共演者の方がブログに載せていた、亀井さん手作りチーズケーキ。
にほんざるには黄金に輝いて見えて、mixiではしばらく「黄金のチーズケーキ」という名前でやっていた(笑)
憧れから、冗談のつもりで笑ってもらえたらいいと思って発したこの言葉。
これが後に、チーズケーキの奇跡に繋がるとは知る由もない。

12回目
さる「ガキカメ最高!」
ノノ*^ー^)「あーなつかしー!!」
パスケース裏側も見てもらう。

13回目
さる「めがねとってみた!」
ノノ*^ー^)「いいじゃ~ん!見える?」
さる「見えない!」
ノノ*^ー^)「あははー!」
このあたりから握手のループ組が目立ち始め、待ち時間が短くなってきた。
いちいち重い言葉を伝えるより、亀井さんが少しでも笑ってもらえるようなことを考えていたように思う。

14回目
さる「めがねとったから、俺にチーズケーキ作ってください!!」
ノノ*^ー^)「あ~・・・」(申し訳なさそうに頷くのみ)
失敗した…
亀井さんに笑ってもらえるよう、めがねネタと、チーズケーキネタを組み合わせたのだ。
軽いノリで笑って「OK!」とか言ってくれるのではないかと、そう思ってのことだった。
まさかあんな気まずそうな顔をさせてしまうとは思わなかった。
なぜなのか、もちろんその時点では知る術もなく。
めがねか?チーズケーキか?くどすぎた?やらかしてる?
亀井さんを困らせてしまった(~o~)

15回目
さる「本当にずっとありがとう。感謝してます。」
ノノ*^ー^)「ありがとう…めがね似合う!!」
亀井さん笑顔だ。゚(゚´Д`゚)゚。
14回目の失敗もあり、残り時間も少なくなってきたところで、もうおふざけはやめた。
伝えるべきことを伝えようと。
意図せず向こう側からアクションがあると嬉しいもんで(つД`)

16回目
さる「幸せになってね。」
ノノ*^ー^)「うん、がんばるね。いつもありがとう!!」
一番伝えたいことは、これだ。

17回目(ラスト)
さる「幸せになってね…」
17回目は泣いてしまって、どんな反応をしていたか記録できていない。
このあと放心状態だったことだけはよく覚えている。



⇒モーニング娘。44thシングル「女と男のララバイゲーム」発売記念イベント
 12/5(日) 山野ホール 1回目/21列 2回目/3列


福家書店でのTHANKS握手会終了後、昼食を食べ、次のイベ会場山野ホールへ向かう。

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以前さゆのブログに載ったワッフルの菓子を新宿駅で購入。

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新曲イベ会場へ向かう前に、仲間と合流し昼食へ。
レバニラ炒め、好きだと思っていたのに、嫌いだと知った瞬間(笑)

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山野ホール会場にて、寒空の中待機。今となっては懐かしいこの亀。


クジ運のないにほんざる氏、この発売イベで一度も良席が当たっていなかったが、やっとこの日の2回目で良席3列目が当たる。
ただの運だけど、こんなことでも地方から全て参戦して頑張って来た褒美のような気がして。
目の前で見る「Moonlight night ~月夜の晩だよ~」の亀井さんのぴょんぴょん。(*´д`*)アハァ
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この日の2回目の影アナは亀井さんが担当した。
開演に先立っての注意事項などの説明。
この頃亀井さんは「ぃやっほ~~い!」というヲタけびにハマっていて連発していた(笑)
とりあえず終盤だがまだ亀井さんに余裕や元気を感じて、なんだかホッとした(; ´。`)ホッ

MCで「アルバムを一言で表すと」というお題が亀井さんに。
あたふたして泣きだしてしまう亀井さん…
「Fantasy!拾壱」が本当に好きだと、東別院からずっと言ってる。
このアルバムは亀井さんにとって特別なものなのだろう。

ノノ*^ー^)「証です!!」

その言葉を言って「それだけでいい?それだけでもいい?」と泣きながら下がる亀井さん。
うん、それでいいんだよ。
みんな分かってる。
そこに8人がいた証、亀井さんが8年間頑張って来た証。
今の8人が大好きでその場に集まったヲタ達にとって、一番グッとくる言葉だった。

そこからはもうしんみりモードで、俺も号泣でありました…

<握手のレポ>

イベント1回目
号泣してろくに話せず!!!
ウソみたいだろ。死んでるんだぜ…。

最後のイベント、最後の握手。
1回目は、なんだかとんでもない気持ちの高ぶりがあった。
一応メモではガキさんと、愛ちゃんと、れいなとだけは話せている。
握手順はジュンジュン→道重→新垣→高橋→光井→亀井→リンリン→田中
握手前に緊張し過ぎてしまったのかな。
泣いている俺にガキさんが
( ・e・)「いつもありがとう!!ありがとうね!!」
と励ましてくれた。
亀井さんには何も伝えることが出来なかった。


イベント2回目
1回目を無駄にした俺の為に仲間が来てくれて
高見盛のように直前に無理矢理にテンションを上げてくれた。
これが最後。もう失敗は出来ない。
握手順はジュンジュン→田中→リンリン→道重→光井→高橋→新垣→亀井
最後に愛ちゃん、ガキさん、亀井さんの順番はやヴぁあ(゜⊿゜)

ジュンジュン、リンリンには、バスツアー忘れないよと。
さゆとガキさんには、卒業してもえりりんをよろしくと。

そして最後亀井さん。
さる「思い出全部宝物です!!」
ノノ*^ー^)「うん!私もだよ!!」
さる「大好きです!!」
大好きです!と言った頃には亀井さんは次の人と握手をしていた。

( ゚д゚)ポカーン

うん、まあ、そんなラストヽ(´ー`)ノ
美化しないで正直に記録するぜ!

正直、思い描いたラストとは違ったんだけど
なんだか妙にスッキリしたのを覚えている。(笑)



⇒ライバルサバイバル
 12/12(日) JCBホール 昼/R1扉5列 夜/R1扉3列


通常セットリストのラスト。
これが終わってしまうと、ついに最終特別公演の横浜アリーナです。
そしてこの日、福家書店での「メガネとったのでチーズケーキ作って下さい」事件が、奇跡に。

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JCBホールへ向け出発。高坂SAで休憩。
今回は車で。

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ホール公演ラスト、JCBホール。

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公演前に腹ごしらえ。辛っ!

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立ち見の当日券がまだ購入出来たようでした。

12時頃JCBホールのある、東京ドームシティーにイン。
今までケチくさい座席ばかりでしたが、横アリで良席は無理だろうし、このJCBホールで良席納めとした。
昼は実質3列目、夜は最前列である。
悔いは残さないように。

亀井さん、たくさん泣いて、たくさん笑っていた。
泣きたくないと言っていた亀井さんも、もう感情のリミッターを外し
全てをステージで惜しみなくさらけ出している。
そんな感じだった。
俺もそれに負けじと(笑)、泣いて、笑って、叫んで、跳んだ。
切ないのに、凄く楽しくて。

ラストのMCで、亀井さんはこんなことを言ってくれた。

ノノ*^ー^)「私今、すっごい幸せです!!」

嬉しかった…
会場全体が幸せに包まれた、そんな瞬間だった。
叫ぶように放ったその言葉は、心の底から出てきたのが分かるものだった。
亀井さんが余計な雑念もなく、幸せだけを感じて卒業の日を迎えて欲しいとずっと思っていたから
この日、その言葉を聞けたことが本当に嬉しかった。

公演終了後、会場内で亀井さんのご家族の方とお会いすることが出来た。
もうあれから10年も過ぎた話しだから、少し伏せながらここに記録させて頂く。


会えるだけで十分で、話しかけるのは控えるべきと会釈だけさせて頂いた。
すると亀母さんは一歩前に出て、話しかけて下さったのだ。

亀母さん「いつも泣きそうな顔をしている…」
聞き覚えのあるその言葉。
亀井さんからも以前「いつも泣きそうな顔してる…」だとか、「泣きすぎですよー!」とイジられたことがある。
すっかり泣きキャラで定着しているようだ。
こんな愚民の話が、相変わらず亀井さん家で話題になることがあるのかもしれない。
赤坂BLITZでの冥土の土産級の奇跡が、また起きている。

もう十分だ。
この上ない。
そう思っても、まだ亀母さんからのプレゼントは続いた。

例のチーズケーキ事件だ。
冗談で「チーズケーキ作って下さい!」と握手会で2度も言ってしまい、亀井さんを困り顔にさせてしまった一件。
めんどくさいヲタとして思われてしまったか、気が気じゃなかった。
このことについて、特にこちらから質問したわけではなく、またもや亀母さんから話して下さったのだ。

亀母さん「チーズケーキのこと…絵里も作ってあげたい気持ちはあるんだけど…って言っていました。」


え~~~~~!?(((( ;゜Д゜)))


あ~~~~。゚(゚´Д`゚)゚。


JO・U・BU・TSU

別に、「なんだえりりんは俺にチーズケーキ作りたいのかあ!へへ!」みたいな勘違いに浮かれたわけじゃないですよ。
悪しからず。

あの日の困り顔はどういう理由なのか、ずっと気になっていた。
冗談であっても、図々しいにも程があり、困らせてしまった事をずっと後悔していて…
最後の最後に、嫌な印象を持たれてしまった、嫌われてしまったんじゃないかと心配で。
もしにほんざるのことを嫌ったのなら、そんな優しい言葉をお母さんに伝えるはずがない。
きっと脳内から消去して、話題にもしなかっただろう。

亀井さん、ありがとう( ノД`)
亀母さん、ありがとう( ノД`)

10年経った今思い出しても泣けてきた。
亀井さんが、そんな簡単に人のことを嫌ったりする人ではないことなんて、分かってはいたけどね。
やっぱり自分のこととなると過剰に不安になってしまった。
亀井さんは卒業休業に当たって、退路を断つ為事務所の退所まで決断した。
亀井さんはそういう人だ。
出来ない約束はしないのだ。
ファンに対しても思わせぶりなことはしない。
それがヲタとの何気ない会話をする、握手会の場でもだ。
PPPだが、人一倍真面目なのだ。
「ファンとの個人的な接触は禁止」
当たり前のことをノリでかわすことをせず、どう表現するか迷ったが故の困り顔だった。
自分はそう捉える。

もう、成仏すぎて成仏です、ありがとう。
まさかこうやって聞ける日がくるなんて、夢にも思わなかった…
あの2日間で何千回と握手をした亀井さんが、家でお母さんにこの事を報告をしたということ。
そして俺を見て、わざわざ伝えに来てくれた亀母さんの優しさ…
温かかった…
幸せすぎた…

感極まっていると、更に信じられないことがおきた。
亀母さんと会場に来ていらっしゃった、亀井さんのお知り合いの方が、このキモヲタと写真を撮りたいと。
恐れ多くも写らせていただいた。
亀井さんのご友人の方だろうか。
もう一体何が何だか、頭がおいつかなくなった。
理那ちゃんにもご挨拶させて頂き、その場を去った。
理那ちゃんも、お姉さんのステージでの感情の高まりと連動するように、凄くテンションが高めだったのを覚えている。
こんな時間を共有できるなんて。
一体何なんだろう、この時間。
幸せ過ぎた。

あの頃時間も貯金も全て費やして、身体も心も疲れたままに必死に全国回って
そうして苦労した先で、次々奇跡が起きた。
こんなに素敵な出来事が待っていると、全公演全イベントに行くと決めた頃には、少しも想像していなかった。
亀井家さん、マネージャーさん、ヲタさん。
自然と繋がりが増えていった。
支えられた。
全て報われた。
もう今度こそ十分だ。


この更新は2020年12月15日。
あれから10年の年月が過ぎた。
更新できなかったのは、公演でアイドルの身内と接触するというマナー違反をしたことも、少し後ろめたかったと思う。
でももう、時効だろう。
亀母さんのふところの深さは、亀井さんの「人に優しくなろう」の精神をもたらしたのだろう。

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